• 検索結果がありません。

WHO FIC会議開催報告 漢方専門医認定機関、日本東洋医学会 | 学術関連情報

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "WHO FIC会議開催報告 漢方専門医認定機関、日本東洋医学会 | 学術関連情報"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1

平成28年11月10日

各位

日本東洋医学サミット会議(JLOM)

議長 佐藤 弘

WHO ICD-11

改訂会議における伝統医学セッション」開催報告

この度、日本東洋医学サミット会議(The Japan Liaison of Oriental Medicine:JLOM)は「WHO

ICD-11改訂会議における伝統医学セッション」を開催いたしました。その内容、成果につい てご報告いたします。

開催日 平成28年10月12日(水)東京国際フォーラム

1) 取材会見・ビデオセッション ガラス棟G610会議室

12時30分~13時00分 取材会見 JLOM議長 佐藤 弘、副議長 後藤 修司

13時00分~14時00分 ビデオセッション(鍼灸、漢方医学に関する内容)

2) サイドセッション ガラス棟G610会議室

14時00分~17時00分 伝統医学サイドセッション

Opening remark Margaret Chan(WHO Director General)他10名

参加者:海外25名、国内60名。

3) カクテルパーティ ガラス棟G502会議室

17時00分~19時00分

参加者:海外26名、国内49名。

内容

1) 取材会見・ビデオセッション

取材会見は10社あり。質問は4件あった。

ビデオセッションでは日本東洋医学会、全日本鍼灸学会のビデオ、Moxafricaのビデオが

上映された。

2) サイドセッション

Margaret Chan(WHO Director General)のOpening remarkより開会された。ICD-11に Traditional Medicine(TM)のnew chapterを入れる案に関しては、ICDの歴史上初めてTMの

診断カテゴリーが入ることになり、その意義は極めて大きい。TMが現代化される時代が到

来したこと、これから有用性、データ集積をしていく必要があることなどが述べられた。講 演後、佐藤議長による記念品贈呈と記念撮影がなされた。

座長は渡辺賢治とRosemary Roberts(Australia)が担当した。Zhang Qi(WHO)はWHOの TM Strategyについて解説した。Nenad Kostanjsek(WHO)は、ICD-11のこれまでの作業の経 緯と、これからの作業内容について述べた。用語の標準化に至る困難な過程が説明された。

佐藤弘(JLOM)は、日本においての西洋医療の中にいかに伝統医療が活用されているか

について現状を説明し、TM の章の導入により、医師と鍼灸師における TM に対する興味が

(2)

2

Wang Xiaopin(China)は中国国内の診断分類体系であるGB 95/97の活用の状況を、Nam Jeomsoon(Korea)は韓国疾患分類のTMコード設定の実情について、それぞれ報告した。Peter Fisher(UK)は欧州のTM実施状況について報告した。Samuel A. Collins(USA)は米国の鍼

治療について述べた。350 億ドルが毎年代替医療に使われ、鍼と天然物医療はその半分以上

を占める。医療費の節約もはかれている。Rosemary Roberts(Australia)はTM章の250のdisorder、

285のpatternが死亡原因以外の疾病である点が特徴であり、これらが他の章と共に用いられ ていくことは誠に画期的であると述べた。Charlie Xue(Australia)はオーストラリアのTMの 現状について述べた。P.N. Ranjit(India)は、インドの伝統医学であるAyurveda、Unani、Siddha

の用語標準化作業が進捗中であり、WHO-ICDのTM module2に対応していく方針を示した。

3) カクテルパーティ

カクテルパーティは佐藤弘議長による開会の辞で開始された。司会は奥見裕邦が担当した。

Ties Boerma(WHO)、森桂(厚労省ICD室)、横倉義武(日本医師会会長)、髙久史麿(日本

医学会会長)の各先生方の祝辞に引き続いて、Zhang Qi(WHO)らによる鏡開きにより乾杯

となった。Wang Xiaopin(China)、Nam Jeomsoon(Korea)、Charlie Xue(Australia)の祝辞の 後、衛藤晟一参議院議員の祝辞、田村憲久衆議院議員(前厚労省大臣)の祝辞、鴨下一郎衆 議院議員の祝辞の代読があった。また、日本鍼灸師会の仲野弥和会長、東洋療法研修試験財 団の小早川隆敏理事長の紹介があった。続いてPeter Fisher(UK)、Rosemary Roberts(Australia)、

Nenad Kostanjsek(WHO)が祝辞を述べた。

会は記念撮影の後、後藤修司副議長の挨拶にて閉会となった。

10月14日(金)ICD revision conferenceにて、渡辺賢治がside sessionのまとめを報告した。

考察および結論

国際伝統医学分類(International Classification of Traditional Medicine:ICTM)の作成は2009

年からWHOジュネーブ本部のプロジェクトとしてスタートし、日中韓の伝統医学の代表を

中心に開発。2018年総会で承認されればICD-11の第27章に伝統医学の疾病分類が入ること

となる。

ICD-10までは、死亡統計を目的として西洋医学的診断分類が収載されたが、ICD-11では、 臨床的な分類を取り入れる方針のもと、一人の患者に西洋医学的な診断分類に加え伝統医学 的な疾病分類を記載できるダブルコーデングが採用される。これにより、西洋医学の診断と 東アジア伝統医学の病態分類が肩を並べることになり、伝統医学(漢方・鍼灸)の普及につ ながることが期待される。

今回の会議の成果は以下の2点にまとめられる。1)東アジア伝統医学(漢方/鍼灸・中医

学・韓医学)がWHOのもと公式に認められる。2)WHOにより、古代中国医学を起源とす

る伝統医学の用語(漢方及び鍼灸)が3医学(漢方医学・中医学・韓医学)間で最大公約数 的にハーモナイズされ、標準化された。

参照

関連したドキュメント

金沢大学学際科学実験センター アイソトープ総合研究施設 千葉大学大学院医学研究院

医学部附属病院は1月10日,医療事故防止に 関する研修会の一環として,東京電力株式会社

シンポジウム レ ク チ ャ ー / 特別発言/COIセッション 日本専門医機構泌尿器科専門医卒後教育セミナー特別講演/教育講演/会長発言JCS専門医セミナー Tak e Hom

[r]

在宅医療の充実②(24年診療報酬改定)

関東 テレビ神奈川 取材 海と日本プロジェクト連携 関東 新潟放送 取材 海と日本プロジェクト連携 関西 化学と教育 67巻4号 報告書. 関西 白陵高等学校 生物部 twitter

●協力 :国民の祝日「海の日」海事関係団体連絡会、各地方小型船安全協会、日本

「1 カ月前」「2 カ月前」「3 カ月 前」のインデックスの用紙が付けられ ていたが、3